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座ると悪化する首から肩の鈍い痛みへの対処法

40歳男性 自営業の方からの質問

椅子や座布団に座ると、首から左肩にかけて鈍いだるさと痛みを感じます。

車を運転中も手の位置によって同様の症状が出ます。首を回したり肩甲骨周りのストレッチをすると一時的に楽になりますが、再び座ると痛みが戻ってきます。

この症状を改善するために、治療院で首の牽引などの施術を受けるべきか迷っています。

回答

首から左肩にかけての鈍い痛みやだるさの症状があり、特に座った状態で悪化するということですね。

この症状は、首や肩周りの筋肉の緊張や姿勢の問題、神経の圧迫などが関与している可能性があります。

いくつか可能性について考えてみます。

☆考えられる原因

1. 姿勢の問題
長時間座った姿勢や悪い姿勢が首や肩に負担をかけ、筋肉が緊張して痛みを引き起こすことがあります。

2. 筋肉の過緊張やトリガーポイント
首や肩の筋肉が硬くなり、いわゆる「コリ」が神経を刺激して痛みを感じることがあります。

3. 頚椎の問題
椎間板ヘルニアや神経根の圧迫などが関与している場合もあります。この場合、手や腕にしびれが伴うことがあります。

4. 肩甲骨や周辺筋肉のバランス不良
肩甲骨周りや首、肩周りなど一定の部位ばかりに負担がかかり、バランス良く体を使えていない可能性があります。

☆対処法

・自宅でできるケア

①正しい姿勢を意識する
背筋を伸ばし、椅子に深く座るように心がけたり、同じ姿勢を長く取らないように、定期的に休憩を入れたりしながら背骨や肩を動かしたりしてみる。デスクワーク時にはモニターの高さを調整することもありです。

②ストレッチとエクササイズ
首や肩甲骨周りのストレッチを定期的に行い、筋肉の緊張をほぐします。

③温熱療法
痛む部分に温湿布や温かいタオルを当てると、血流が改善し痛みが和らぐことがあります。

☆治療を検討するべきケース

痛みが長引く、または悪化する

手や腕にしびれや力の入りにくさを感じる

ストレッチや姿勢改善を試しても改善が見られない

この場合まずは整形外科など病院での診察を受けてください。牽引治療等に関しても医師からどのような治療をしていくべきかを確認することをお勧めします。

☆首、肩の痛みに対しての注意点

もし強い痛みや痺れ、力が入りにくい、感覚がおかしいなど、筋肉疲労等が原因ではなく、内臓や頭部の病気が隠れている可能性もあります。

不調が続く場合は自己判断せず専門医に診てもらいましょう。

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