43歳男性 自営業の方からの質問
40歳を過ぎてから両肩に痛みを感じるようになりました。
以前は屋根に登って庭木の手入れをしていましたが、今は難しくなっています。
重い物を持つと首から肩にかけて強い痛みがあり、寝違えも頻繁に起こるようになりました。
これがいわゆる四十肩なのか分かりませんが、肩をケアする方法について整体師さんのご意見を伺いたいです。
回答
肩の痛みや寝違えが続くと、確かに「四十肩」や「肩関節周囲炎」の可能性も考えられますが痛みの原因はさまざまであるため、ケアに役立つ方法をいくつかご提案させていただきます。
1. 肩周りの運動
肩周りの筋肉を柔軟に保つことは非常に重要です。
肩甲骨を動かすことが痛みの軽減に繋がります。
・両肩を前後上下に動かし肩甲骨を動かします。
数秒間そのままキープするのもOK。これを数回繰り返します。
また同時に胸や広背筋のマッサージなどを同時に行うと効果があります。
2. 温熱療法
お風呂や温熱パッドを使って、肩や首周りを温めることも効果的です。
筋肉がリラックスし、血流が良くなるため、痛みが軽減する場合があります。
3. アイシング
炎症があったり、急性の場合は冷却が効果的となる場合もあります。
特に重たい物を持った後や腕を床に着いた時に肩を痛めたりした場合、冷やすことで炎症を抑えることができます。
氷で冷やすのは10~15分程度を目安に行ってください。
4. 姿勢の改善
長時間の不良姿勢や、肩に負担をかける姿勢を避けることが大切です。
パソコン作業やスマホの使用時に猫背になりがちな方が多いため、定期的に姿勢をチェックして、同じ姿勢を長く続けず肩や首に負担をかけないように心がけましょう。
5. 適度な筋力トレーニング
肩周りの筋肉が弱くなると、肩関節に負担がかかりやすくなります。
軽いダンベルやゴムチューブや自重での筋力トレーニングで、肩周りの筋肉を強化することも予防につながります。
6. 整体などを受ける
整体、マッサージ、鍼灸などによるケアも効果的です。
肩の筋肉や関節に対して適切な手技を行うことで、痛みを和らげ、回復を促進することができます。
7. 医師の診察を受ける
痛みが長引く場合や、日常生活に支障が出ている場合は、整形外科での診断を受けることをお勧めします。
四十肩や肩関節炎、筋肉や靭帯(腱板)の損傷など、他の原因も考えられますので、適切な治療法を選ぶことが重要です。
最後に
肩関節は色々な動きが可能で自由に動かせる反面、痛める事も多くあります。
無理な動きや過度な負荷を避けつつ、定期的に肩をケアする習慣を持つことが大切です。
痛みがひどくなる前に早期のケアを行うことで、改善が見込めます。
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